シャフトの違いと選び方
目次
[1].シャフトのパーツについて
1-1.タップの役割
1-2.先角(さきづの)の役割と種類
1-3.テーパーについて
1-4.ジョイントについて
1-5.シャフトの種類について
1-6.シャフトの素材について
[2].シャフトのパーツの変化によってなにが変わる?
2-1.タップを変えるとなにが違うの?
2-2.先角の違いは?
2-3.テーパーの違いは?
2-4.ジョイントの違いは?
2-5.ノーマルシャフト、ハイテクシャフト?
[3].シャフトの選び方について
3-1.ジョイントの種類
3-2.ノーマルシャフト、ハイテクシャフトのどっちを選ぶ?
〇最後に
[1]シャフトのパーツについて
1-1.タップの役割
タップは唯一球に触れる部分になるので、取れたり、変形したりすることがあります。また、使用していくにつれ、タップは消耗していきます。シャフトの中でも特に重要な部分になりますので、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
(→タップメンテナンスに関してはこちら)
1-2.先角(さきづの)の役割と種類
最近ではハイテクシャフトの研究も進み、様々な工夫が施されている重要なパーツとなっています。
[NXフェーラル] 剛性と弾力性を持ち、手玉を撞いた際の衝撃を吸収しスピンを向上させる。 ▽使用シャフト▽ EXProハイブリッドプロ2 WX900等 |
[V-Tekフェーラル] 強度があり、V-Tek先端構造で高いパフォーマンスを可能にしている。 ▽使用シャフト▽ 314-3Z-3 VANTAGE等 |
[積層メイプルフェーラル] ソフトで独特な撞感を与えてくれる。 ▽使用シャフト▽ OB1+OB2+ OBXL+等 |
[リネンメラミンフェーラル] 積層メイプルより硬い撞感を得られる。 ▽使用シャフト▽ OBC+OBP+ OBXLC+等 |
[タイタンフェーラル] 他の素材より丈夫なためキズが出来にくく、チョークで汚れにくい。 ▽使用シャフト▽ 314-2314-2 FAT Z-2等 |
[ABS樹脂フェーラル] 柔らかい素材でできており、柔らかい打感が得られる。 ▽使用シャフト▽ VIACSS PRO SOLID 12 MAX等 |
[G10座フェーラル] 高反発のG10を座フェーラルとして採用。パワーが上がり、摩擦力にも強い。 ▽使用シャフト▽ DIP PRO RDIP PRO H等 |
1-3.テーパー(傾斜)について
バット部分から先端に向けて直線的に太い・細いものから、徐々に細くなるもの、急に細くなるものなど、さまざまな傾斜の違いがあります。
1-4.ジョイントについて
各メーカー毎に様々なジョイントの種類がありますが、どれもシャフトとバットの一体感と耐久性を求めて開発されています。
1-5.シャフトの種類について
ハイテクシャフトはそれまでメープル材のみで作られていたシャフトに、カーボン素材をシャフト内部に埋め込んだりといった構造的な工夫をし、「トビ」や「見越し」が軽減されるように作られたシャフトのことをいいます。
現在ではほとんどがハイテクシャフトへと移行しています。安価なキューや、カスタムキューなどの高価なキューではノーマルシャフトも多く作られています。
1-6.シャフトの素材について
なかでもカナディアンハードメープルと呼ばれるものは、硬度や弾力性、そして素材の色の美しさもあり、シャフトの素材の定番となっています。 その他にはグラスファイバー製や、オリジナルの加工素材を使用したシャフトもあります。
[2]シャフトのパーツの変化によってなにが変わるか
違いがあることを初めてしった方もいるとおもいます。 そこで、[2]ではシャフトの部位の違いを説明していきたいと思います。
2-1.タップを変えるとなにが違うの?
タップにはたくさんの種類があり、大きく分類すると素材・構造・硬度の3つに分けられます。
素材によって、打感(手玉と衝突した際、手に伝わる感触)は変化しますし、硬度の違いによって、手玉のキレ(手玉に与える回転量)が変わったりします。また積層タップの場合に層の数も各種様々です。
2-2.先角(さきづの)の違いは?
ですので、シャフトを守っているということを意識して、壊れていないかなどのチェックをし、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
2-3.テーパーの違いは?
テーパーが変わると撞いたときの感覚に一番変化が生じやすいです。 手玉を撞いたときに起こるシャフト自体の微妙なしなりや、ブリッジの指の中を滑らせているときの感覚 が変化します。
2-4.ジョイントの違いは?
パイロテッドと言われるものと、フラットフェイスといわれるものです。
パイロテッドとは、バッドのジョイント部分の雄ネジにくぼみがあり、シャフトのジョインと部分の雌ネジにはでっぱりがあるジョイントです。
一方フラットフェイスにはバット、シャフトのどちらにも凹凸が無く、平面になっているものです。
また、ネジの太さ、長さ、ネジのピッチなどが多種存在しています。こちらについては(3-1.ジョイントの種類で詳しく記載しています)
2-5.ノーマルシャフト、ハイテクシャフト
これは見た目でわかるものではないのですが、玉をついてみると全く違います。
ノーマルシャフトの特徴
・ハイテクシャフトと違い複雑な内部構造を持たない分、木そのものの素材による変化が感じられ、ハイテクシャフトと比較すると、柔らかい(しなりが多い)と感じる傾向にある。
・シャフトにしなりが多いため、「トビ」「見越し」発生しやすい。
ハイテクシャフトの特徴 ・メープル材を張り合わせたり(10枚張り合わせなどと言ったりする)各種加工が施されているものが多く、ノーマルシャフトと比較すると、固い(しなりが少ない)と感じる傾向にある。
・シャフトのしなりが少ないため、「トビ」「見越し」が軽減される。
[3]どんなシャフトを選んでおくのがよい?
では、どういうシャフトを選んでおけばよいのでしょうか?
3-1.ジョイントの種類
[Mezz ユナイテッド(UJ)] |
[Mezz ウェイビー(WJ)] |
[Mezz ウェイビー2] |
[ラジアル] |
[ユニロック] |
[3/8-10山] |
[5/16-14山] |
[5/16-18山] |
ジョイントにはそれぞれの良さがありますので、初めのうちは着脱が早いからであったり、打感がよいからであったりと自分自身にあう理由を見つけ出しましょう。
3-2.ノーマルシャフト、ハイテクシャフトのどっちを選ぶ?
これから先は、どんどんハイテクシャフトばかりが増えていくことでしょう。
実際当店のシャフト販売品は、ほとんどのものがハイテクシャフトになっており、アダム・Mezzなどの高級ラインの多くにはハイテクシャフトが付いてきます。
上級者の方ですと、どちらのシャフトを使用しても的球を入れることができ、気持ちのよい打感のノーマルシャフトを求める方もいらっしゃいますが、やはりビギナーのうちは打感の気持ちよさよりも的球をポケットに入れることが気持ちよさであり、同時にビリヤードの楽しさであると感じます。
ですので初めのうちは打感よりも、より玉を入れやすいハイテクシャフトを使用して玉をポケットに入れる感覚を覚え、ビリヤードの世界に少しずつ入り込んで行けたらよいですね。
○最後に
このページでは、あくまで一般的にそう言われているというだけで、人それぞれ選ぶ基準があり、感覚が違います。 安いキューであっても、高いキューであっても、その人にとって最高であればなんでも良いわけです!
お店で他のキューを借りたり、新しいキューを買ったときに少しでも意識してみてください。 以前使っていたときの違いや、良さ、悪さなどが分かってくることと思います。
是非、自分に合ったキューをお探しください!ビリヤードがより楽しくなることを保証いたします。
